空になった牛乳パックは、その形や材質から、ガーデニングにも使えます。
残った栄養分を有効活用
牛乳パックが空になっても、周囲や底にはけっこう残って付着しています。この牛乳のタンパク質などの成分を利用しない手はありません。
まず、空になった牛乳パックは、洗い流さずに水を入れます。そのまま植木などの水やりに使えば、ただの水をやるよりも植物が元気になります。
あとは普通に洗って乾かして何かに再利用すればいいのです。
鉢植えを可愛く
小さな鉢植えやミニ観葉植物を育てているなら、牛乳パックの防水性を利用して、オリジナルの鉢カバーを作ることもできます。
手順は次の通りです。
- 牛乳パックは洗って乾かしておきます。
- 安定感を良くするために、鉢の高さに合わせて上部を切り、上の部分を2〜3センチほど外側に裏返してテープで固定します。
- 包装紙などを両面テープで貼ったり、カラフルなビニールテープなどを巻きつけたりしたら、この中に鉢植えを入れます。
夏の涼しげなインテリアとして
牛乳パックの他に、お好みの生花と湯冷ましがあれば、夏場のテーブルや部屋の中を涼しげに演出する氷花も作れます。
作り方は次の通りです。
- きれいに洗った牛乳パック1つと、牛乳パック本体の高さに切り揃えた花束を用意します。
- お湯を十分に沸騰させたら、よく冷まします。
- 花束を逆さまにした状態で牛乳パックの中に入れてから、湯冷ましを注ぎ入れます。
- ふたをきっちり閉めて冷凍庫で一晩凍らせます。
- 凍ったら牛乳パックを破って氷の塊を出し、塩をまいた平らなお皿などに乗せれば完成です。
氷花作りのポイントとその理由
ちなみに、花を逆さまに入れるのは、花が開いて仕上がりがよりきれいになるからで、湯冷ましを使うのは、普通の水では氷が不透明になってしまうからです。お皿に塩をまくのは、氷花の安定性が良くなるからです。