なかやみわさんは、「そらまめくん」シリーズや「やさいのがっこう」シリーズなど、人気の作品を多数描いている絵本作家です。
細やかな描写と明るい色彩が特徴で、可愛らしいキャラクターがたくさん登場する絵本は見ていてワクワクします。
今回は、なかやみわさんの絵本を10冊ご紹介します。

そらまめくんのベッド

そらまめくんのベッド(なかや みわ 作・絵、福音館書店、1999年)

そらまめくんのベッド(なかや みわ 作・絵、福音館書店、1999年)

なかや みわ
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なかやみわさんの代表作です。
そら豆、枝豆、グリンピース、さやえんどうにピーナッツ。たくさんの愛らしい豆のキャラクターが登場します。なかやみわさんが豆好きということで生まれたキャラクターです。
豆の種類や違いをよく知らない子も多いですから、楽しく食育を学ぶ絵本としてもおすすめです。絵本を読んだ後、そら豆のさやむきを子どもにお手伝いしてもらうのもいいですね。

くれよんのくろくん

「くれよんのくろくん」シリーズの1作目です。
小さい子供たちはお絵かきが大好き。クレヨンを見ると喜んで絵を描き出す子が多いですよね。そんなクレヨンがキャラクターになって絵本の中で動き出します。
くれよんの色がそれぞれ違ってみんな素敵であるように、子供たちの個性や違いを大切にしたいものです。配色やデザインが綺麗で、読み終わるとお絵かきがしたくなる絵本です。

どんぐりむらのぼうしやさん

絵本に登場するどんぐりたちのキャラクター設定が細やかで、ひとりひとりに個性があって面白いです。巻末のキャラクター紹介文も好きな人は読んでみて下さい。
なかなか売れない「どんぐりむらのぼうしやさん」。足りないものは何?作者は加古里子さんの『だるまちゃんとてんぐちゃん』が好きだったとのことで、その影響も作品に感じられます。アイデアが面白く、見ていて楽しい絵本です。

やさいのがっこう とうもろこしちゃんのながいかみ

「やさいのがっこう」シリーズの1冊です。
皮つきのとうもろこしを買うと、薄い黄色の長い毛のようなものがついていますね。これは何のためについているのでしょうか?
今回は「とうもろこしちゃん」が主役です。可愛らしいキャラクターがいっぱい登場して、楽しく食育について学ぶことができます。
是非、付録の「食育しんぶん」も読んでみて下さい。

だれかな?だれかな?

だれかな?だれかな?(なかや みわ 作、福音館書店、2003年)

だれかな?だれかな?(なかや みわ 作、福音館書店、2003年)

なかや みわ
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赤ちゃん向けの絵本です。
「だれかな?だれかな?」の後に、いろんな動物たちが登場します。問いかけの段階で分かる子もいれば、分からなくて「わくわくドキドキ」しながら次のページをめくる子もいるでしょう。工夫が楽しい絵本です。
「いないいないばあ」が大好きな小さなお子さんにぴったりの絵本です。

はりねずみのはりこ

はりねずみのはりこ(なかやみわ 作・絵、福音館書店、1998年)

はりねずみのはりこ(なかやみわ 作・絵、福音館書店、1998年)

なかや みわ
990円(05/03 13:48時点)
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おしゃれがしてみたいはりねずみの「はりこ」が主人公です。みんながおしゃれをしているのを見て憧れますが、はりねずみなので背中には針があって服を着ると破れてしまいます。「はりこ」が着ることができる服はないのかな?
みんなが「はりこ」の気持ちを察してどうにかしてあげようとする姿に、ほんわか心が温まります。アイデアが面白いお話です。

そらまめくんとめだかのこ

「そらまめくん」シリーズの1冊です。
なかやみわさんの描くこのシリーズは、登場人物のキャラクターである豆の葉や花だけでなく、野に咲く草花がとても綺麗です。れんげ、シロツメクサ、ナズナ、オオバコ……。子供の頃、野原や道端でよく見かけた草花です。読んでいると懐かしい気持ちになります。今の子ども達にも、身近な草花を摘んだり、花輪を作ったり、遊んだりする経験をしてほしいですね。
自然に対する愛情が感じられる絵本です。

くろくんとなぞのおばけ

くろくんとなぞのおばけ(なかや みわ 作・絵、童心社、2009年)

くろくんとなぞのおばけ(なかや みわ 作・絵、童心社、2009年)

なかや みわ
1,320円(05/03 13:48時点)
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「くれよんのくろくん」シリーズの1冊です。
寝ている間の仲間のクレヨンたちが少しずついなくなってしまうという、ホラーのような展開に引き込まれます。意外な犯人を突き止めるまで、謎解きのような面白さが味わえる絵本です。
くれよんのみんなが協力して描いた星空は色鮮やかでとても美しく、この絵本の名場面です。

どんぐりむらのどんぐりえん

巻頭に「あみだくじ」、巻末にキャラクター紹介、付録に「どんぐり新聞」と盛りだくさんの内容です。
落ち葉で遊んだり、砂場で遊んだり、おみせやさんごっこの準備をしたり、のびのび楽しく遊ぶ子供たちの姿が印象的です。この「どんぐりえん」は素敵な保育施設だなあと微笑ましく思います。子供が喜ぶいろんな遊びが描かれているので、参考にして育児に取り入れるのも楽しいと思います。

ばすくん

ばすくん(みゆき りか 作、なかや みわ 絵、小学館、2007年)

ばすくん(みゆき りか 作、なかや みわ 絵、小学館、2007年)

みゆき りか, なかや みわ
1,320円(05/03 13:48時点)
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「ばすくん」シリーズの1作目です。
「そらまめくん」シリーズや「やさいのがっこう」シリーズなどは可愛いキャラクターがたくさん登場しますが、こちらの作品は少し画風が異なり、リアルです。
乗り物好きのお子さんにおすすめの絵本ですが、悲しい展開もあるため評価や好みが別れます。「ばすくん」が最終的に自分の居場所を見つけられたことが救いです。

編集後記

いかがでしたか?
なかやみわさんが創作したキャラクターは、可愛らしくて個性があり、子供にも大人にも人気です。絵本作家になる前は企業のデザイナーをされていたそうで、絵の配色の上手さにも頷けます。
「そらまめくん」シリーズや「やさいのがっこう」シリーズは、子供たちへの食育としてもおすすめです。是非手に取って読んでみて下さい。

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