片付けや整理整頓をしようとする時というのは、とかく張り切ってしまいがちです。特に、モデルルームやインテリア雑誌などで生活感のほとんどない部屋を見た後では、無意識のうちに自分もああいうふうにしなければならないと思い込んでしまっています。
よく使うモノまで隠さない
生活感が出ていないのは、日用品が目につく所にほとんど置かれていない、つまり極力モノを隠すことにこだわって収納がなされているからです。
これに憧れる気持ちも理解できますが、日常的に使うモノまで隠す収納をしてしまっては、そのうち出し入れが億劫になってきて、結局はすぐ手が届く所に出しっぱなしということになってしまいます。
使用頻度に見合った片付け方を
収納物の並べ方もよく考える必要があります。奥行のあるスペースで前後に収納する場合は、よく使うモノは手前、あまり出番のないモノは奥、また高さのあるスペースで上下に収納する場合は、よく使うモノを上、使用頻度の低いモノを下というしまい方をしないと、これも出し入れが面倒になってまた元通りにちらかってしまう原因となります。
空いたスペースはそのままに
また、不要物を処分し整理整頓をしていくと空きスペースが生まれます。こうした空間ができると何が何でもモノで埋めなければならない気がして、よく使うモノばかりか、処分してもいいモノまで詰め込んでしまいがちですが、これも本末転倒の行為です。
空いたスペースはあくまでも予備の空間としてそのままにしておきましょう。
しまっておくべきもの、出しておくべきものをよく考える
このように、ただ何もかもを手当たり次第に片付けてしまうのは逆に再びちらかる原因にもなります。しまっておくべきもの、目につく所に出しておくべきものをよく考えて、機能的で賢い収納を心がけたいものです。
参考サイト
片付けてもリバウンドしない整理収納のコツ [収納] All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/1576/