布団を干すのに最適な時間帯はだいたい午前10時から午後3時です。
しかし、そうなると共働きで昼間布団を干せない家庭ではどうしたらよいのでしょうか?
朝起きてから出かけるまでに
そういう場合は、朝起きて布団をすぐにたたんで押し入れに入れてしまうのではなく、次の手順で室内干しをしましょう。
- シーツや布団の表面のゴミを掃除機で吸い取って清潔にします。
- 朝食をとる間だけでも、陽の当たる窓辺にしばらく広げておきます。
- 風通しをよくするために、押し入れにしまったらふすまは開けて出かけます。
あるいは、陽の当たる窓のそばに置いておくのも、湿気取りになるので有効です。
梅雨時にも使えるテク
または、布団乾燥機を利用するのも手ですし、エアコンを除湿設定にした状態で椅子に布団をかけ、下から扇風機で風を送るのも効果的です。これらは共働きの家庭だけに限らず、梅雨時にも使えるテクです。羽毛布団や羊毛布団を使っている場合は、陰干し向きなので、室内に広げておいて風を通すだけでも大丈夫です。
マットレスの室内干し
ベッドだとマットレスを竿に干すわけにもいかないので困ってしまいますが、この場合はベッドの上に立てて乾燥させるのがおすすめです。1枚のものなら壁に立てかけ、折れるものはジグザグにして立てて室内干しをしましょう。1週間に1回を目安にこうして湿気を取っておけばすっきりします。
マットレスのニオイを取るには
ちなみに、マットレスに染み込んだタバコのニオイなどが気になるときは、ぬるま湯につけたタオルを当てた上からアイロンをかけると、水分が嫌なニオイを吸収してくれるだけでなく、除菌の効果も得られます。この方法は他の洗えない布製品にも有効です。