うっとうしい梅雨時や雨の日は、どうしても部屋干しをしなければならない場合が多くなりますが、部屋が狭くなって居心地も見た目も悪くなるのはもちろん、あの独特のニオイと生乾きも憂鬱なものです。
今回は、そんな部屋干しの悩みを解消するコツをご紹介したいと思います。
ニオイの原因はバイ菌
部屋干しのときのあのいやなニオイの原因は、衣類の汚れについたバイ菌です。バイ菌は洗濯をしても残っていることが多く、湿っている時間が長い部屋干しだと、そのバイ菌が増殖してニオイのもとを作り出してしまうのです。ニオイ防止には、除菌力のある洗剤を使うか、洗剤と一緒に酸素系漂白剤を入れるのが効果的です。
風の通り道を作って干す
また、できるだけ早く乾かす工夫も必要です。そのためには、部屋の中に空気の流れをつくることが大切です。部屋の出入口を2か所以上開けて風の通り道を作り、その風の通るところに干すようにします。
早く乾かせるお手軽テク
それでも流れが悪くて乾きにくければ、扇風機や除湿機を使ったり、ドライヤーやアイロンをあてたりするのもおすすめです。なんとなく全体が湿っていたら、紙袋の底を開けて洗濯物にかぶせ、下からドライヤーの温風を全体にあてます。部分的に乾きにくいところには、脱水後か、干した後の生乾きのときに、スチームなしのドライでアイロンをかけます。このテクは、大急ぎで乾かしたいときにも役立ちます。
日照時間が勝負!
梅雨時や雨の日に限らず、日照時間が短い冬場でも、これらのポイントを参考にして早く乾かす工夫をすることは十分可能です。洗濯物の乾燥は、太陽が出ている時間が勝負です。朝はなるべく早い時間に干し始めるようにしましょう。