アイロンそのものが汚れていると、白いシャツをかけたときなどに汚れがついてしまいかねません。
日頃からこまめにアイロンの汚れをチェックし、そのつどお手入れをする習慣をつけておきましょう。
ちょっとした汚れには
ほとんどのアイロンには、底にフッ素樹脂加工が施されているので特別なお手入れは必要ありませんが、たまには濡れ雑巾で拭くようにしましょう。底にのりや繊維がこびりついている場合には、やわらかい布に練り歯磨きをつけてこすり取り、細かい部分は綿棒で取ります。ちょっとした汚れなら、濡らしたタオルを台に置き、熱いアイロンをあてて前後に動かせば、汚れがゆるんで取れます。
汚れ予防にはカバーがおすすめ
アイロン台にのりや焦げつき、汚れなどがついて取れなくなってしまうのを防ぐには、あらかじめ白いシーツやさらしを2枚重ねにしたカバーをかけ、安全ピンで固定して使用するのがおすすめです。こうしておくと、汚れたら取り外して洗濯できるので便利ですし、清潔さを保つこともできます。
カバーをしていなくて汚れてしまったという場合は、衣料用中性洗剤を手洗いするときと同じ濃度に薄め、白いタオルをかたくしぼって汚れを落とし、水拭きした後で台にアイロンをかけて乾かします。
水タンクの掃除も忘れずに
また、スチームアイロンのタンクに水を入れっぱなしにしておくと、故障の原因になります。使い終わったら毎回必ず水を捨て、2〜3分通電して完全に蒸発させておきましょう。また、水アカがたまらないよう、定期的に水タンクの掃除もするようにします。水1カップに対してスプーン2杯の酢を入れて振り洗いし、酢水を捨てて水でよくすすげばきれいになります。