アクセサリーは形状がさまざまであるだけに、収納やお手入れが難しいものです。
そこで、種類や材質ごとに適した扱い方をご紹介します。
基本的な収納方法とお手入れのしかた
アクセサリーはジュエリーボックスにまとめておく人が多いようですが、裸の状態で入れておくと、小さな指輪やイヤリングは探しにくく、ネックレスは絡まりやすいなど、何かと不都合なことがあるものです。しかし、アクセサリーはジップ袋にそれぞれしまっておくと使うときに探しやすくなり、ネックレスもストローに通して留め金を留めておくと、絡まる心配がなくなります。
また、アクセサリーは肌に直接つけるため、汗やホコリ、化粧品などがついて汚れやすいものです。そのため、使ったあとすぐにしまい込むと、せっかくの輝きがくすんでしまうことになります。アクセサリーを使ったあとは、やわらかい布で軽く拭いておきましょう。
銀はアルミ箔に包んでから
上品な光沢が魅力の銀のアクセサリーは、むき出しの状態で収納しないことが肝心です。銀は長い間空気に触れていると酸化して黒っぽくなりやすいので、アルミ箔に包んでからしまいましょう。これにより、空気に触れにくくなり、酸化する心配も少なくなります。
夏場に真珠のネックレスは避ける
真珠は水に弱い宝石なので、汗は特に大敵です。汗に含まれる酸が真珠を変質・変色させてしまうのです。とりわけ、ネックレスを肌に直接つけるとどうしても汗がついてしまうので、夏場は他の種類のネックレスを選ぶほうがいいでしょう。
水に濡らしてはいけないもの
美しい青色が魅力のトルコ石を水洗いするのは厳禁です。トルコ石は水を吸収しやすい多孔質の鉱物なので、水洗いをすると化学作用を起こして変色し、乾くときにひび割れてしまいます。
これはオパール・サンゴ・琥珀なども同様で、しまうときはやわらかい布で拭くだけにし、うっかり水に濡らしたら、すぐに拭き取りましょう。