レジャーを楽しんだあと、使ったものをそのまましまい込んでいませんか?傷めず長持ちさせるためにも、レジャーグッズはしっかりお手入れをしてから片づけるようにしましょう。
水着はまず流水で洗う
プールや海から帰ってきて水着を洗うとき、そのまま洗濯機に入れて洗剤で洗うと、生地を傷めるもとになります。泳いだあとの水着には塩素や海水がついているので、それらをまず流水で洗うひと手間が必要です。そのあと、中性洗剤を薄めた液でていねいに押し洗いすれば、生地を傷めることもなく、また女性用水着も型崩れする心配がありません。
ビニール製品はたたむ前にベビーパウダーを
浮き輪やシュノーケルなどの海グッズにも塩分が付着していますが、こちらもそのまましまわず、よく水洗いして塩分を取っておくことが大切です。洗ったあとは陰干しして乾かしますが、浮き輪はたたむ前にベビーパウダーを少量まぶしておくと、ビニール同士がくっつき合うのを防げます。
テントは乾かして湿気を取ってから
キャンプのあとのテントもすぐにしまうと傷めるもとになります。使ったテントは、たとえ雨に降られなくても、外側は夜露で、内側も人間の発する湿気のため、たいていかなり濡れています。これがカビのもとになり、テント生地を傷める原因になるのです。テントはしまうまえに、ロープや木の枝に吊るしてよく乾燥させるようにしましょう。
満足な睡眠が取れる寝袋の選び方
ちなみに、寝袋を買うときは、体にぴったりフィットしたものを選んではいけません。そのほうがすきま風も入らず暖かいように思いがちですが、これでは満足な睡眠が取れないのです。寝袋で寝るときも、人間は無意識に足を動かしたり寝返りを打ったりします。そのため、それができないとよく眠れないのです。中で手足を動かせるくらいの余裕のある寝袋を選びましょう。