1回着た服を、汚れていないからといって、洗わずにそのまましまっていたりしませんか?
これは、大事な服が変色したり虫喰い状態になったりする危険性が高いので、絶対にやってはいけません。
黄ばみ・カビ・虫喰いの原因に
たとえ見た目には汚れていなくても、一度でも着た服には汗や皮脂などがついているものです。汗は黄ばみやカビの原因になり、皮脂などは虫の格好のエサになります。そのままにしておくと、いざ着ようというときになって初めて、せっかくの服が台無しになっているのを発見したということにもなりかねません。
長期間収納の前には必ず洗う
長期間収納するときには、たとえ1回でも着たら、自分で洗うかクリーニングに出すかしてからしまいます。クリーニングから戻ってきたら、仕上がりのチェックも忘れずに行いましょう。家庭で洗濯をした場合も、汚れが落ちているかチェックして、まだ残っているようであれば、もう一度洗うようにします。
急に必要になったときのためにも
特に、礼服やおしゃれ着の扱いには迷うものですが、これらは普段着と違って着る機会が少なく、次はいつ着ることになるか分かりません。それだけに、汚れを落とさずにしまってしまうと、急に必要になって出したときにはすでに手遅れという事態になりがちなのです。とりわけ礼服は突然必要になるものですから、いざというときのためにもしっかり準備をしておきましょう。たった1回、しかもほんの数時間着ただけであっても、しまう前には必ずクリーニングに出す習慣をつけておきたいものです。
普段着でも夏場は着るたびに洗う
なお、長期間収納するわけではないとしても、夏場は汗で汚れるので、必ず着るたびに洗濯をするよう心がけましょう。