「自分では一応、片付けているつもりなのに、なんだかいつもすっきりしないなぁ……」とモヤモヤすることはありませんか?
そんなモヤモヤの解消に役立つ方法をご紹介します。キーワードは他人の目線になってみるです。
15分後の来客をイメージして片付け作業をリストアップする
まず、あなたにとって大事なお客様をイメージしてみましょう。実の家族や親友といったラフな間柄ではなく、たとえば、子供の担任の先生、仕事の上司、義理の家族など、ちょっと緊張を感じる相手にしてください。
そういう相手から、突然「今から15分後にお邪魔します!部屋に上がらせてください」と電話があったら、あなたはどこをきれいにしたいですか?自分がお客様になったつもりになって、気になる部分を具体的にメモに書き出してください。実際にお客様の座る席に座って部屋の中を見回してみてもいいですね。やりたいことはたくさんあるかもしれませんが、15分以内でできそうなことに絞ってください。
リストアップした作業に優先順位をつける
リストアップした作業は、優先的にしたいことから順に番号をつけて並べてください。ちなみに、筆者のリストは次のようになりました。場所はリビング・ダイニングを想定しています。
- ダイニングのカウンターの上の書類や子供の持ち物を片付ける
- テレビのリモコンを所定の位置にしまう
- テレビ台のほこりを掃除する
- ダイニングの椅子を整える
これは、自分が普段、内心では気にしていながら、つい後回しにしていることのリストです。一度、実際に時間をはかりながらすべての作業をしてみましょう。
片付けリストを活用する
この片付けリストの内容をいつもきちんと押さえるように心がければ、今より確実に家がすっきりすること間違いなし!片付けリストは目に付くところに置いておき、ちょっとした空き時間ができた時に実行しましょう。
所要時間はたったの15分と思えば気楽に取りかかれるはずです。始める前は面倒だなと思っても、一度片付け始めると案外エンジンがかかってしまうもの。優先度の高い作業からリストアップしてあるので、効率よくきれいに片付けられます。「もしここにお客様が来るとしたら……」と想定して、家の中のいろいろな場所の片付けリストを作ってみてください。
もし15分で物足りなければ、項目を増やして、20分用・30分用の片付けリストも作っておき、その日の空き時間に合わせて使い分けてもいいでしょう。また、片付けリストは、実際に、急な来客時にも使えます。自分の弱点を把握して、よりすっきりした家を目指すために、ぜひ片付けリストを活用してください。