子どもの成長は早いので、子供服はすぐにサイズアウトしてしまいます。食べこぼしや外遊びで汚してしまうこともあるため、お下がりをもらえると本当に助かりますね。

しかし、お下がりは衣替えのシーズンに一度にたくさんもらうことが多いもの。サイズやシーズンが合わずにすぐに着られない服や、不要な服が入っていることもあり、つい整理を後回しにしてしまいがちです。

子供服のお下がりを溜め込まない4つのコツ

(1)もらったらすぐに仕分ける

「お下がりあげる!」と渡された袋を開けて、中身を確認したあと、「また後で整理しよう」とそっくりそのまま同じ袋へ戻すのはやめましょう。二度手間になってしまいます。一番最初に一着ずつ広げてサイズや状態を確認する時に、面倒がらず、下記の三つに分類して仕分けしてしまいましょう。

  • 今すぐ着るもの
  • 次シーズン以降に着るもの
  • 着ないもの

(2)必要な服の数・すでに持っている服の数を確認する

たとえば夏用のTシャツは最低何枚くらいあれば着回せるでしょうか?それに予備を加えた枚数は?それをきちんと把握しておき、同じような服を必要以上に持たないように心がけましょう。そのためには、すでに持っている服の数も確認しておく必要があります。今後、またお下がりをもらう見込みがあれば、それも考えて数を調整しましょう。

(3)必要な服・不要な服の基準を決めて厳選する

直感で「これはどうかな?」と思った服は着ないことが多いものです。なくてもなんとかなりそうな服、きちんと活用できる自信のない服は思い切って処分しましょう。

お下がり服の処分基準
  • 素材や形が着にくそう
  • 色やデザインが古くさい、似合わなさそう、(親 or 子供の)好みではない
  • 洗濯しにくそう、乾きにくそう
  • 気になる毛玉、汚れ、破損などがある、ゴムが伸びている(メンテナンスをする手間をかけてでも着せたいか?)
  • 襟元が伸びている
  • サイズに対して丈が短く、お腹が出そう
  • (オフシーズンのもので)着られるようになった時、サイズが足りなさそう

(4)不要な服の処分方法を決めておく

お下がりに限らず、何かを買ったりもらったりする時に、あらかじめ「不要になった時の処分方法」を考えておく癖をつけましょう。処分方法をあいまいにしていると、家には物が溜まり、便秘状態になってしまいます。特にお下がりは、サイズや好みが合わない服が混ざっていることも多いので注意が必要です。

不要なお下がりは次のような方法で処分しましょう。ただし、お下がりをくれた人への配慮も忘れずに。

  • 人にあげる(誰に?)
  • リサイクルショップに売る(どの店に?)
  • ネットオークション・フリーマーケット・バザーに出品する(どこのイベントor サイトで?売れ残ったら?)
  • 手芸や工作の材料にリサイクルする(何に、どのように?)

人に譲ったり、売ったりする時はできるだけ早めに!子供服にも流行があるので、時間が経つにつれてデザインが古くなってしまいます。また、リサイクルショップ・フリーマーケット・オークションで売るためにはそれなりに手間や時間がかかります。それも検討した上で一番よい方法を選びましょう。汚れなどのダメージがある服は、思い切って捨てるか、ウエスにして使い切りましょう。

最後に

急に増えた子供の服の整理法、いかがでしたか?お下がりは、くれた人の好意に応えるためにも、死蔵せず、上手にリサイクル活用したいものですね。

<ライター:小野田美和子>

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