中華やイタリアンに欠かせないニンニクですが、使うたびにきざむのは面倒だし、指にニオイがつくのもいやなものです。
しかし、ニンニクを入れた調味料をあらかじめ作ってしまえば、そんな悩みも解消することができます。
ニンニクオイル
まず、作っておくと便利なのがニンニクオイルです。作り方は、みじん切りにしたニンニクを空きビンや密閉容器に入れて油をひたひたに注ぐだけと簡単だし、使うときは少量とってフライパンに入れて油を足すだけでOKです。油が減ってきたら足して常にひたひたの状態にしておき、冷蔵庫に入れておけば1年くらいもちます。
みじん切りにはフードカッターが便利ですが、機種によっては洗いにくく、ニオイが取れにくいものもあるので、薄くスライスして油に漬けてもかまいません。この場合は油をたっぷり注いで1〜2日置き、油に香りを移すようにして使いましょう。スライスそのものを使っても油だけ使ってもOKです。ステーキ・炒めもの・チャーハン・ドレッシングなどにおすすめです。
ニンニク醤油
ニンニク醤油も作っておくととても重宝します。2つ切りにしたニンニクを容器に入れ、醤油を注いで2〜3日すれば使えます。こちらも冷蔵庫で1年くらいもちます。チャーハンの仕上げ・鶏の唐揚げ・肉料理の下味・ゆで豚や餃子のタレ・ハンバーグの隠し味などにおすすめです。残ったニンニクはみじん切りにして炒めものなどに使えます。
容器に使うと便利なのはコレ!
なお、みじん切りオイルにはジャムの空きビンを利用し、中にプリンなどを買ったときについてくる小さなプラスチックのスプーンを入れておけば、スプーンを洗う手間が省けます。
スライスオイルやニンニク醤油には、そのまま注げるポン酢しょうゆなどの空きビンがおすすめです。