疲れていたり時間がなかったりして料理をする気になれないときに心強い味方になってくれるのが市販のお惣菜ですが、かといって頻繁に出来あいのものを食卓に出すのもさすがに気が引けるものです。
そこで、出来あいをそのまま出すのではなく、少し手を加えてアレンジする方法をご紹介します。
主菜になるお惣菜
豚カツは、斜め切りにした長ネギと一緒にめんつゆを薄めただしで煮て、卵でとじればカツ丼になります。焼き鳥も、串からはずして同様に卵でとじれば焼き鳥丼になります。こうするとボリュームが出て、しかも経済的です。
魚のフライや鶏の唐揚げは、トマト・ピーマン・キュウリ・タマネギなどをあらみじんに切ってフレンチドレッシングであえたソースを添えたり、野菜と一緒にドレッシングに漬け込んだりすると、ちょっとオシャレに変身します。
こうしたアレンジは、おかずが残ったときの食べ切り方としても使えます。
煮物のお惣菜
煮物のお惣菜も応用範囲が広く、例えば、ひじきの煮物は卵焼きに入れてもいいし、ご飯に炊き込めばひじきご飯にもなります。
きんぴらごぼうは、細切りにしたうなぎの蒲焼きと一緒に水かだしで煮て、卵でとじれば柳川風のおかずになるし、面倒な炊き込みご飯や五目寿司も、市販の筑前煮を使えばお手軽に作れます。
一般的に市販のお惣菜は味が濃いめなので、混ぜたり炊き込んだりしてちょうどいい味になることが多いのです。
レトルト食品
インスタント食品でも、といだお米にレトルトのカレーやミートソースとタマネギのみじん切り少々、冷凍ミックスベジタブル、細かく切ったソーセージまたはベーコンを入れてよくかき混ぜ、炊飯器で炊き込めば、カレー風味やミートソース風味のピラフが作れます。米3合にレトルト1パックが目安で、お好みで醤油やケチャップで味つけをプラスしてもOKです。