生ゴミや油の処理は誰にとっても面倒で、できればやりたくない作業の一つです。
しかし、最近では極力手間をかけず、なおかつ確実にゴミを減らせるという、世のズボラさんにはうってつけのゴミ対策グッズがたくさん出ています。
生ゴミをたい肥化
まず、生ゴミは「ぼかし」という生ゴミ処理剤でたい肥にするという方法があります。生ゴミを分解するEM菌を利用したもので、専用バケツに生ゴミを入れ、これを振りかけると約2週間でたい肥ができあがります。ぼかしは500グラム入りでおよそ250円、専用バケツも2,000円以下です。たい肥を作ると考えると面倒ですが、生ゴミをバケツに放り込んでおくだけでいいので、朝のゴミ出しの手間が減ります。
最近では、生ゴミをたい肥化する容器のコンポスト類を無料貸し出しまたは斡旋をしてくれる市町村も増えています。
油は漉せば数回使える
使った後の処理が面倒なのが油です。揚げ物などはなるべく少ない油で済ませようとしがちですが、紙フィルター付きオイルポットなら、フィルターで油がきれいに漉せるので4〜5回は使えます。最後は炒めものにも使って、量を減らして捨てましょう。価格も2,500円程度とお手頃です。
オイルポットを買うのが面倒なら、一度使った油をコーヒーフィルターかキッチンペーパーで漉してみましょう。驚くほどきれいに漉せるので2〜3回は使えます。少ない油でその都度捨てるよりゴミが減ってお得です。
重曹は昔からの万能グッズ
重曹も、シンクやガス台をピカピカにしたり、排水口の油汚れを除去したり、生ゴミの水分・油分を吸収したりと、万能の働きをしてくれます。古くから愛用されていますが、今でも十分使える便利グッズです。