自分で作ると何かひと味足りない…。
べちゃっと水っぽくなる…。簡単なようで、実は奥が深いポテトサラダ。
どうしたらおいしく仕上げるコツをまとめてみました。
サラダ向きの品種を選ぶ
ねっとりした"メークイン"は煮物、ホクホクな"北あかり"はマッシュポテトなど、品種によって調理の仕方に向き不向きがあるじゃがいも。ポテトサラダに向いているのは、でんぷん質でホクホクした"男爵いも"です。"北あかり"や"とうや"という品種でもいいですね。じゃがいもを買うときは、しっかり種類をチェックしましょう。
ゆでるじゃがいもの大きさと火加減に注意
じゃがいもは皮つきのままゆでた方が良いという声もありますが、自分の経験上では皮をむいてからゆでても、特に出来上がりが悪くなったことはありません。
水からゆで始め、じゃがいもに火が通るまで沸騰直前の火加減を維持。そうすることででんぷん質が糖化し、素材の甘味を引き出すことができます。
ゆであがったら鍋に残ったお湯を捨て、強火にかけて鍋をゆすりながら水分を飛ばすと、ほっくり仕上がります。
具材の水気をしっかり切る
ポテトサラダが水っぽくなるのは、具も大きな原因。きゅうりやキャベツなどは塩でもんだ後、手でぎゅーっとつかんでよく水気を絞りましょう。
マヨネーズ以外の味付けや潰すのは熱いうちに
じゃがいもは熱いうちの方が潰しやすく、調味料もよくなじみます。冷めてから潰すと粘りが出て食感が悪くなるので、手早い作業するのもポイント。
ただ、マヨネーズだけは粗熱が取れてから加えてください。じゃがいもの熱により、酢を油が分離してしまいます。
ゆで卵を入れる
ゆで卵を加えるとコクがアップし、マヨネーズだけよりもまろやかに仕上がります。黄身はつぶし、白身は包丁で細かく刻んで。
家庭によってポテトサラダの作り方は様々だと思いますが、一つの参考にしてください。