じゃがいもといえば男爵やメークイン、北あかりなどが有名ですが、他にもいろんな品種がたくさん。
有名どころに負けないおいしさのじゃがいも達をご紹介します。
お店で見かけたら、ぜひ味わってみてください。
ワセシロ
扁球〜扁卵の形で、目はやや深い。皮は男爵より滑らかでじゃがいもの中で最も白く、果肉も白い。最初はやや粉質ながら、低温で長期間貯蔵すると粘質を増して甘くなる。粉ふき芋にするとホクホク、ポテトサラダはクリーミーな仕上がりに。ただ、短時間で火が通る分、煮崩れしやすいので火加減には要注意。
トヨシロ
北海道で育成され、1976年に命名登録された加工用品種。整った形をしていて目が浅く、果肉は淡い黄色。油加工で重要な還元糖の含有率が低いことから、ポテトチップスやフライドポテトに最適。粉質ながら煮崩れは少なく、煮物にするとホクホクに仕上がる。
とうや
北海道の洞爺湖が育成地であることが名前の由来。形は球状で、皮は黄褐色でやや粗く、目が浅くて皮をむきやすい。果肉は黄色。でん粉が少なく煮崩れしにくいので、肉じゃが・ポトフ・カレーなどの煮込み料理にぴったり。皮をむいておいても変色しないのも特徴。また、他の品種よりビタミンCが多く含まれる。
デジマ
新じゃがとして出回ることが多い。果肉は黄白色で、やや粉質。煮崩れの少なさとさらっとした味わいは、お味噌汁にも最適。皮が柔らかいため、皮ごとの調理もできる。
ニシユタカ
春と秋に新じゃがとして見かける。皮は薄い黄色で、果肉は淡い黄色。やや粘質で甘く、煮崩れしにくいのでカレーやシチューにも使いやすい。じゃがバターにすると、昔懐かしいじゃがいも特有の風味が生かされる。
シンシア
育成地がフランスで、楕円形をしている。皮は白みがかった黄色で、つるりとしていてむきやすい。煮崩れが少ない上に味がよくしみるので、おでんなどの煮物にするとおいしい。
【参考サイト】
じゃがいもの品種特性
http://www.vivahome.co.jp/green_life/grow_yasai/poteto/tokusei.htm
じゃがいも(ジャガイモ/馬鈴薯)のページ
http://www.yasainavi.com/zukan/potato.htm
じゃがいも図鑑
http://www.itohfarm.com/zukan.html