赤ちゃんはおむつをするのが当たり前、という常識を壊してくれるのがこちらの本『おむつなし育児』です。
赤ちゃんを子育て中のお母さんなら、このタイトルを見て「え!?」と驚かれる方が多いと思います。それほど紙おむつをつけるのが一般的になっているのです。
紙おむつが普及する前は、おむつが外れる時期は1歳代だったといいます。今では3歳前後にまで遅れてきたといいますから、驚きです。
この本では『おむつなし育児』を実践する方法や、実践した人たちの実話が収録されています。『おむつなし』と言っても、おむつを履かせるか、パンツを履かせるかは親の自由です。ただ、できるだけ赤ちゃんの気持ちを読み取って、タイミング良くトイレやおまるに導くようにする。そうするとおむつ外れも早いという話です。
興味のある方は読んでみて下さい。
※『おむつなし育児—あなたにもできる赤ちゃんとのナチュラル・コミュニケーション』
クリスティン・グロスロー著、和田知代訳、柏書房、2009年
※『親子で楽しむ!おむつなし育児 0歳からできるナチュラル・トイレトレーニング』
ローリー・ブーケ著、望月美和訳、河出書房新社、2009年