大きなあおむしの表紙が印象的なこちらの絵本、穴が開いた仕掛け絵本になっています。
卵からかえった小さな青虫は、お腹がぺっこぺこ。いろんなものをモリモリ食べて大きく育ちます。そしてさなぎになって、美しい蝶へ。見開きいっぱいの大きな蝶が色鮮やかで素敵です。
月曜日にりんごをひとつ、火曜日に梨をふたつ……というように、曜日や数の知識も織り込んでありますので、お子さんが楽しく覚える練習になります。、青虫が食べた穴が果物に開いているという仕掛けが面白いので、子供は喜んで本を開いてくれます。
表紙が大きく、パッと目を引くカラフルで楽しい絵本なので、図書館でも人気の一冊でした。
対象年齢は2歳くらいからです。
※『はらぺこあおむし』エリック・カール作、もり ひさし訳、1989年