真っ白なきれが空から落ちてきて、それを使ってうさぎさんがワンピースを作ります。
さあ、できあがりました。最初は真っ白なワンピース。そのワンピースを着て、「ラララン、ロロロン」とご機嫌で歩き出すうさぎさん。ところが不思議なそのワンピース。うさぎさんがお花畑を通ると花模様のワンピースになり、雨が降ると水玉模様のワンピースに早変わり。こうして次々とワンピースの模様が変わっていきます。
ワンピースの模様が変わると、「あ!また変わった!」と子供は大喜びです。
メルヘンで、可愛らしい絵が魅力的な絵本です。おしゃれが大好きな女の子向けと言えるでしょう。読んであげるなら2〜3歳からおすすめします。
※『わたしのワンピース』西巻茅子、こぐま社、1969年