最近では、豆腐も安いものなら2丁で100円もしない値段で売られていますが、豆腐を乾燥させた高野豆腐(凍り豆腐)なら、1箱100円とさらにお得な値段で手に入れることができます。

普通の豆腐と違って日もちする上にタンパク質も豊富ですので、ぜひ積極的に利用してみましょう。

ミックスベジタブルを加えて鮮やかに

最も簡単で一般的なのは、巻き寿司やちらし寿司の具にしたり、碗や味噌汁の実にしたり、あるいは卵とじにしたりするという使い方ではないかと思います。卵とじにする場合は、そのままではどうしても地味になりがちですが、ミックスベジタブルを加えると色鮮やかに仕上がります。

物足りなさを解消するコツ

主菜として使う場合は、含め煮にするのがおすすめです。単純にしめじや椎茸と一緒に砂糖・酒・醤油で煮てもいいのですが、高野豆腐を袋状にし、中に鶏ひき肉やハンバーグのたねなどを詰めてから煮たり、衣をつけて揚げたりすると、スカスカの高野豆腐がボリュームアップされて食べ応えが出るので、男性や育ち盛りの子どもも満足できる一品になること間違いなしです。

高野豆腐の正しいもどし方

高野豆腐を即席で含め煮にする場合は、直接煮汁に入れて煮ればいいのですが、挟んだり袋状にしたりして使う場合には、一旦もどしてから調理する必要があります。ここで、もどし方のおさらいをしてみましょう。

  1. 高野豆腐を熱湯に浸して落としぶたをし、20分おきます。
  2. 手のひらに挟んで水気を絞ります。絞り汁が濁っている場合は、水に浸しながら濁らなくなるまで洗います。

もどす分量に注意!

高野豆腐は、もどすと量は1.5倍、重さは5倍くらいに増えるので、必要な分量をよく考慮してもどす量を決めましょう。

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