ミニトマトやナスなど家庭菜園で育てやすい野菜はいくつもありますが、とりわけ薬味野菜の栽培には、ベランダで作れてたくさん収穫できるというメリットがあります。
パセリ
パセリは、春〜夏にかけて売られている苗を大きな鉢に植え替え、毎日水をやるだけでOKという手軽さです。日当たりのいい場所に置いておけば、肥料なしでもどんどん大きくなります。
ローズマリー
ローズマリーの苗は、1鉢100〜200円くらいで売られています。スーパーで売られているパック詰めを買ってきても200円くらいするので、途中で枯らせたとしても苗を買ってきたほうがお得です。これも日当たりのいい場所に置いて、土が乾いたら水をやるだけでOKです。しかも多年草なので、うまく根をはれば、一年中、毎年使うことができます。
ミント・三つ葉・青じそ
ミント・三つ葉・青じそなどは種から育てますが、種を蒔いて苗になった時点で元気なものだけを選び、間隔をあけて大きな鉢に植え替えてあげると、使いきれないくらいどんどん育ってくれるという、これまたありがたいハーブです。
ミントはおやつや料理の飾りにしたり、製氷皿に並べ入れてミント氷を作ったりという使い道があります。三つ葉は卵とじやお吸い物、味噌汁などに使えますし、青じそはトッピングや彩りだけでなく、天ぷらなど立派なおかずの1品にもなります。
もともとは雑草
薬味野菜は少量でも買うと高いので、つい使わずに済ませてしまいがちですが、それでは食卓が寂しくなってしまいますよね。もともとパセリやローズマリーなどのハーブは雑草なので、たっぷりの土と水があれば元気に育ちます。まずはこのあたりから始めてみてはいかがでしょうか。