強引な訪問販売や勧誘に対しては、きっぱりと断る心構えが必要です。事前に対応のしかたを決めておき、断固とした姿勢で臨みましょう。
絶対にドアを開けない
セールスマンがどれだけ信憑性の高いことを言ってきても、すぐにドアを開けてはいけません。宅配便や点検という名目で訪ねてきたとしても、必ずドアスコープ越しに姿を確認し、心当たりがある場合でも、ドアチェーンをつけたままで対応しましょう。
定番の断り方を決めておく
不意の質問や巧みな話術に引き込まれる前に、すぐに断れる一言を用意しておきましょう。「今は手が離せない」では、日を改めて訪問してくる可能性が高いので、はっきりと「いりません」「お断りします」と伝えるのがベストです。
それでも引き下がらない場合は
どれだけ断ってもしつこく食い下がってくるときは、相手の本社へ直接連絡をしましょう。このとき社名を名乗らなかったり名刺を持っていなかったりするのは論外です。それ以上相手にしないようにしましょう。
番外編
何よりもまず大切なのは、個人情報は絶対に教えないということです。最悪の場合、他社に情報を漏らされる危険性もあります。万が一、つい乗せられて契約させられてしまったという場合でも、クーリングオフ制度を利用することにより、申し込みの撤回や契約の解除ができます。ただし、商品の値段や期間などに条件があるので、迷ったらそのままにせず地域の国民生活センターや消費者センターに相談しましょう。