空き巣狙いといっても、最近では物品を盗られるだけでは済まないケースも増えてきています。ぜひその手口を知って、狙われにくい環境を作っておきましょう。
狙われやすい家とは?
「留守中に窓が開けっ放し」「郵便物がたまっている」「外から中が見えない建物」「死角が多い家」「防犯設備がない」などがまさに狙われやすい家といえます。なかには、一つの家にターゲットを絞って帰宅時間や行動パターンを念入りに下調べしてから犯行に及ぶ空き巣狙いもいます。そこで大切なのが、空き巣が嫌がる環境を作ることです。
ドアと窓に補助錠を
空き巣狙いは部屋へ侵入するのに10分以上かかると断念する傾向にあるといわれています。補助錠なら低価格で手に入り、取り付けも簡単なのでおすすめ。窓には防犯フィルムと一緒に設置すると効果抜群です。この方法は防犯全般に利く鉄板対策なのでぜひ取り入れましょう。
二次被害を防ぐには?
万が一被害に遭ってしまった場合は、迅速に各機関へ届け出ましょう。預金通帳やクレジットカード類を盗まれたら、銀行やクレジットカード会社などへ被害に遭ったことと利用停止の連絡をします。
番外編
運転免許証の紛失に気づいた場合は、免許更新センターや最寄りの警察署か交番で再発行の申請をし、パスポートを盗まれた場合は、パスポート申請窓口で紛失届の提出と新規発給申請をしましょう。ただし、これらの再発行にはいずれも盗難届受理証明書が必要になります。