「電子レンジは温めるもの」という概念は、ここ数年で劇的に変わってきました。しかし、電子レンジの使い方は、まだまだこんなものではないようです。
電子レンジのちょっと変わった使い方を紹介します。
固まった塩や砂糖をサラサラに
塩や砂糖は日本人なら欠かせない調味料なのですが、時間が経つと固まってしまうという悩みはどうにかならないものか・・・と思っている方は多いと思います。スプーンでガシガシするにも、なかなかほぐれないので、イライラしますよね。このような場合は、電子レンジでチンしちゃいましょう。ケースのまま電子レンジに入れ、そのまま1分ほど温めれば、驚くほどサラサラになりますよ。溶けない程度に注意しながら行うようにしましょう。
湿気たお菓子をパリパリに
ポテトチップやせんべいの封を開けっぱなしにしてしまって、湿気させたなんて経験があると思います。お菓子はパリパリだからこそ美味しいものなので、湿気ていては食べる気もなくなってしまいますよね。そんな時は電子レンジの出番です。電子レンジで温めて乾燥させることで、元のパリパリとした触感に戻りますよ。これが意外と感動的!試してみる価値はありそうです。
殺菌消毒
食中毒予防に熱湯をかけるという人は多いと思います。しかし、殺菌消毒は電子レンジでも出来きますよ。細菌のなかでもよく知られている大腸菌は75℃で1分間以上加熱すると死滅するといわれています。ですから、殺菌消毒したいもの、例えばお皿や布巾などを1分間電子レンジにかけると、菌は死滅するのです。しかし、電子レンジでの殺菌消毒は熱を与えたことによるものではなく、電磁波効果によるものという報告もあります。どちらにせよ、細菌を死滅させることができるのであれば、食中毒対策にはもってこいですよね。
番外編
その他にも、乾燥してしまったマスカラの復活や、レモンの搾り汁が通常よりも大量に出るなど、様々なことができるようです。温めるだけの電子レンジではないということは知っていましたが、これ程の仕事をしてくれるとは思いませんでしたね。今まで、イライラしながら行っていた行動を電子レンジ1つで解消していきましょう。