料理を彩るステージともいうべき食器。手作りのぬくもり溢れる器から、シンプルだけど使いやすいディッシュまで、お気に入りを揃えている方も多いと思います。
食器が増えると、お料理も楽しくなってウキウキしますが、数が増えた分だけ、収納の悩みも出てきますよね。使いやすい食器の収納で、毎日の食卓を、ますますワクワクウキウキするものにしてみませんか?
食器棚の中はどうですか?収納する場所には容量があります
おうちの食器棚の中はどうなっていますか?
- お皿が所狭しと並べられ、重ねられている
- 奥の食器を使うために、手前の食器を出して、さらに重ねていた食器も出すので結構大変
そんな場合は、お使いの食器棚の「食器を収納できる容量」を見直してみましょう。人間の心理的に、使いやすい物は「腰から上」の位置に仕舞いがちという傾向があります。従って、腰から肩のラインまでの高さの仕舞う場所には、食器が多くなっている場合が多いです。
その位置にいっぱいお皿などが溜まっているようでしたら、一度、1週間以上使っていないお皿は棚の下段に仕舞うことをオススメします。さらに、半年以上使っていない食器は、箱などに入れて、棚の一番上や、床下収納などにしまってしまうか、おしゃれな器は、居間などのキャビネットにいれてあえて見せて収納するとすっきりします。
よく使うお皿 | 「見える場所」に仕舞う |
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使わないお皿 | 「見えない場所」に仕舞う or 「見せる場所」に飾る |
さらに、棚にしまう食器位置や枚数も考えてみましょう。横幅は、取り出しやすさを考え、お皿同士が指2本分ほど入るスペースをもって並べましょう。奥行きは、食器が縦に整列しているイメージで。2〜3個ほどを一列に並べれば、使いやすいでしょう。重ねる食器はは2〜3つ、薄い物は5枚くらいまでは大丈夫です。
ここまでが食器収納の基本型です。
これだけでも良いのですが、さらに、収納グッズをプラスして、食器をぐんと使いやすく仕舞うことができます。
仕切れば使いやすく、見た目もきれい!
食器の場所が決まったら、種類ごとに仕切りをつけてみてはいかがでしょうか。100円ショップやインテリアショップで売られている『小さめのラック』,『アクリルの仕切り棚』を食器棚に入れると、仕舞うスペースが2倍に増えます。
また、ごはん茶碗とお味噌汁のお椀はまとめてカゴやざるに入れて置くと、それごと取り出して運ぶことができて便利です。家族ごとに小さめのかごを用意して、中にお箸や取り皿なども入れておいても良いですね。
まさに考えた方はひらめきの天才!と思うのが、『ファイルボックス』,『ブックエンド』を使う方法。これは、食器を重ねて縦型に収納していきます。衣類と同じで食器も縦型収納にすると、収納スペースが広くなります。
注意点として、ファイルボックスは大丈夫ですが、ブックエンドはある程度枚数がないと安定しないことが多く、しかも割れにくいお皿でないともしもの時に心配なので、何度か試してみて、コツをつかんだ方が良いかもしれません。
ファイルボックスやブックエンドは、フライパンや蓋の収納にも使えます♪もちろん普通のディッシュスタンドを使うのもアリです。おしゃれに見せるコツは、食器と仕切る物をそれぞれ種類や材質を合わせることです。統一感がでて、キッチンが整頓されます。
一つの食器棚にこだわらなくても大丈夫!
食器を仕舞う場所といえば、食器棚と考えがちですが、それは食器棚のほとんどが台所周辺やダイニング周辺にある場合が多いからです。つまり、食事を準備する動線上に食器棚があるから、使いやすいと感じるのです。
じゃあ、その動線上からずれている棚…たとえば、極端ですが、寝室、和室など、台所から遠く離れた所に毎日使う食器を仕舞う人はほとんどいないと思いますし、そんな場所に実際あったら、忙しい時などかなりのタイムロスです。
その事から、逆に言えるのは、「食事を用意する動線上であれば、食器はどこにしまってあっても使いやすい!」ということです。
例えば、食卓のテーブルに付いている引き出しであるとか、近くの引き出し式のチェストでも、食器の収納スペースにすることができます。テーブルの上に蓋付きのカゴやバスケットを置いて、その中に取り皿や湯飲みを置いても良いですね。食卓テーブルのそばには、取り皿やワイングラスやガラスのコップ、来客用の食器などを置いておくと良いでしょう。
食器だけでなく、用意や支度の動線に合わせて収納すると、無駄な動きが減って、楽なうえ、生活リズムにメリハリが出てきます。
ホコリや汚れ防止の+α
長く使っていると、食器棚の底に汚れが付くこともあります。一度食器を全部取り出して、拭き掃除をするのも良いのですが、忙しい場合や、少しでも棚に汚れが付着するのを防ぎたい場合は、『ランチョンマット』,『キッチンペーパー』を食器の下に敷くのがオススメです。汚れても敷物だけ取り出して洗えば良いので、食器棚に直接汚れが付くのを減らすことができます。
使わない食器を仕舞う場合は、丸留め付き封筒が便利です。普通の封筒とは違って厚みもありますし、クッション材が入っている物もありますから、食器の収納には最適。一枚ずつしまって、重ねておくことも可能です。食器棚の下の棚や引き出しにしまっておけば、いざ必要になったとき、封筒を開ければ良いので便利です。数が多い場合は、表に中に何が入っているか分かるように名前を書いておきましょう。写真を貼ると、一目で分かりやすくなります。
食器収納、まとめ
食器棚の容量はどうでしょうか?お皿が一杯で、取り出しにくい場合は、見直してみましょう。
食器同士は指二本が入るくらいのスペースを空けて収納しましょう。奥行きは食器が一列に並ぶイメージで、2〜3個ほど入るようにします。重ねる枚数も、2〜3枚が良いでしょう(薄い物なら5枚ほど)。
場所が決まったらラックやアクリルの仕切り棚、カゴやざるなどを使って仕切ると、取り出すのが便利になります。
【参考サイト】
みんな困ってる食器収納をパっ!と解決 [収納] All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/372527/
無印・100円グッズを活用。食器収納のアイデアまとめ - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2134361927210908701
キッチンの収納術 - 2014年 新生活 収納アイデア特集 - 【ニトリ】公式通販 家具・インテリア通販のニトリネット -
http://www.nitori-net.jp/tokusyu/storage/stpnt/syunou2.html