子どものころはもちろん、大人になった今でもなぜかつい社員食堂やレストランなどでよく食べてしまうオムライス。
まさに老若男女を問わない人気メニューですよね。
ウスターソースを加えて大人の味に
オムライスの長所は、ご飯さえあれば常備食材で作れるところです。しかも、野菜と肉類をさっと炒めて塩・コショウで下味をつけ、ここにご飯を入れて炒め合わせて塩・コショウ・ケチャップで味をつけるだけでライスの部分が完成、という手軽さも魅力です。
仕上げのポイントは、ウスターソースをごく少量たらすことです。ケチャップだけだと甘すぎて子どもっぽい味になりますが、これによって味に深みが出、大人の味になります。
卵は万能こし器でこす
オムライスの卵は薄く均一に焼き上げるのがコツです。そうしないと、ライスを包んだとき形が作りにくく、きれいに仕上がりません。
卵を割ったら菜箸でよくかき混ぜ、万能こし器に通しましょう。
ひいた油は一旦取り除く
オムライスのように卵の味を楽しむ料理では、油は必ず新しいものを使いましょう。
また、フライパンに余計な油があると油臭い卵焼きになってしまうので、フライパンを熱して油を流したら、フライパンを大きく回すようにして底の隅々までなじませ、一旦ここで油を全部油こしに入れます。そのあと卵液を流し入れ、フライパンを回すようにして卵液を均一に広げ、九分通り火が通ったところで火を止め、ライスをフライパンの手前1/3あたりのところに細い山状に乗せて卵で包みます。
きれいに仕上げるためのポイント
盛りつけの際は、皿をフライパンにフタをするようにかぶせてからひっくり返すときれいに移せます。さらに、上からぬれぶきんをかけて両手で挟むようにすると、きれいな細長い山型が作れます。
ふきんを取ったら、山の部分にケチャップをかけます。このとき好きな模様や文字を描くのがまた楽しいんですよね。