揚げ物の命はなんといっても衣のサクサク感と中身のジューシーさですよね。特にカキフライの場合はこの二つが揃っていないとおいしさも半減です。
そこで、家庭でそんなおいしいカキフライを作るコツをご紹介したいと思います。
新鮮なカキを見分けるポイントとは?
店頭で売られているむき身のカキの鮮度を知るには、身の太り方と縁の黒い部分を見ましょう。鮮度の高いカキほど身がふっくらしていて、黒と白のコントラストがはっきりしています。白い部分がふやけた感じのものは古いので避けましょう。
殻付きの場合は、持ってみて重量感のあるものを選びます。
湯通ししてから揚げる
カキフライを揚げると、中身が縮んで小さくなってしまうことがありますが、これは、揚げている間にカキの水分が衣の隙間から逃げ出してしまうのが原因です。これを防ぐには、カキをあらかじめ湯通しし、水分を抜いておきましょう。
カキをザルなどに入れて熱湯につけ、カキの縁のヒラヒラが少し縮んだところで引き上げるだけで、ふっくらとしたカキフライが仕上がります。
高温の油でサッと揚げる
家庭でカキフライが上手に揚げられないのは、たいてい揚げすぎが原因です。カキはすぐに火が通るので、油の温度を十分高めてから入れ、衣に色がついたらさっと取り出すというくらいでちょうどよく揚がっています。
油の温度が低いと、衣の色づきが悪いだけでなく、パン粉がサクッと揚がらずベタついたカキフライになってしまいます。
タルタルソースでいただこう!
カキフライやホタテフライなど魚介類のフライには、タルタルソースがよく合います。作り方も、マヨネーズに溶きカラシを少々、ゆで卵とパセリのみじん切りを混ぜ合わせるだけと実に簡単です。ここにピクルスのみじん切りも加えると、さらに本格的な味になります。