今や社会問題ともいえる親の家の片付け。
あれこれ悩むよりプロに任せるのが一番とわかっていても、家庭内のプライベートな部分を見せることでもあるため、不安や恥ずかしさでどうしても抵抗感を抱いてしまうという人も多いでしょう。
特に高齢の親世代の人たちには、その傾向が顕著です。
なぜ頼みづらいのか?
親世代、特に現在70代以上の世代の人たちが他人に片付けを頼むことに抵抗を感じる理由として、次のことが考えられます。
- 片付けや家事・掃除は家族でやるものであり、近所の人や他人に頼むことではないという考え方がある。
- それらを外注するなどは、自分の家事能力の低さを世間に晒すことだと思う。
- 以前は軽々と持ち上げられたものが持ち上げられなくなったなどの体力の衰えを認めたくない、恥ずかしい。
子世代も立派な中年
とはいえ、その子世代といっても立派な中年ですから、体力も若いときほどあるわけではなく、仕事や子育てなど、親の家の片付け以外にもやるべきことがたくさんあります。ましてや少子化の現代では、一人にそれらすべての負担がかかるということも珍しくありません。
納得してもらうには?
こうなればやはり業者に依頼するのが最善策なのですが、上記の理由から、親世代はなかなか首を縦に振りません。こんなときは、次のようにいろいろな方面から語りかけて納得してもらいましょう。
- 近所の○○さんや有名人の○○さんも利用しているサービスだよ。
- 業者に依頼することは恥ずかしいことではないよ。
- この部屋だけ試しにお願いしてみようか。
- 暑いから/寒いから業者さんにお願いしよう。
無断で勝手に頼むのはNG!
勝手に頼んでしまうと後々大変なので、面倒でもこのプロセスは重要です。日頃から親子間の話し合いはしっかりしておきましょう。