毎日フル稼働している冷蔵庫。
でも、内部の掃除はついサボりがちという人も多いと思います。
そこで、ちょっと面倒なイメージのある冷蔵庫内の掃除を効率的に行う方法をご紹介します。
洗剤の代わりにベーキングパウダー
冷蔵庫は食べ物を入れるところですから、住宅用洗剤を使って拭くのには抵抗がありますよね。そんなときは、洗面器8分目程の水にベーキングパウダー大さじ3杯を溶かし、布をつけて固くしぼってから、冷蔵庫全体を拭きましょう。ベーキングパウダーに含まれている炭酸水素ナトリウムが汚れを落としてくれます。パッキンなどの細かいところは、古い歯ブラシですみずみまで拭き、最後に水拭きをすれば完璧です。
部分ごとの掃除で節電
冷蔵庫内を拭くとき、長時間ドアを開けっ放しにしておくと、庫内の温度が上がって細菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。また、温度を下げようとモーターがフル回転するので、電気代もバカになりません。
冷蔵庫内の掃除は、一度に全部やるよりも、部分ごとに分け、日を決めて行うほうが効率的です。
ドアパッキンの除菌も忘れずに!
冷蔵庫の中は、開け閉めするたびに温度が上がり、庫内は平均6〜8度と細菌が最も繁殖しやすい温度になっています。
特にドアパッキンの汚れはカビの大好物です。カビが生えると衛生上よくないだけでなく、パッキン自体も傷みます。これを防ぐためにも、ドアパッキンは定期的に除菌しましょう。
漂白剤を規定濃度に薄めたものを布につけてパッキンを拭いたら、最後に水でしぼった布で拭きます。
野菜室の底にはチラシを
野菜クズやゴミがたまりやすい野菜室は、底にあらかじめチラシを敷いておけば、いつもきれいに保てます。チラシの四辺を上向きに3センチ程折り込んでおくと、取り出すときに野菜クズがこぼれず便利です。
チラシは、毎週日曜日など、日を決めて取り替えるようにしましょう。