キッチン掃除の大敵といえば、油のベトつき汚れやコンロのこびりつき汚れですよね。
こういう、ため込むとさらに厄介になる汚れは、身近にあるものを使ってラクに落とし、毎日の習慣にしましょう。
油は油で落とす
油は油に溶ける性質を持っているので、コンロの油汚れも油で落とすのがベストです。古油を布にしみ込ませて油汚れの部分をこすると、汚れがゆるんで落ちやすくなります。
このとき、ポリ袋をはめた手で油をしみ込ませた布を持てば、細かい部分の汚れまで手が届くだけでなく、手も汚れないので便利です。捨てるときは、汚れた布を持ったまま、ポリ袋をひっくり返して口を結べばOKです。
余った小麦粉が大活躍!
フライの衣つけなどで余った小麦粉をスポンジにつけてシンクの内側をこすれば、油汚れやこびりつきを吸着してくれます。水はねやくもりも取れるので、シンクがあっという間にきれいになります。
ガス台にこびりついた油汚れにも、余った小麦粉が大活躍します。ふりかけて1時間ほどすると油汚れが浮き上がってくるので、こすらなくてもラクに落とせるようになります。
捨てないで!食パン袋のクリップ
食パンの袋の口をとめるプラスチックのクリップも、五徳などのガスコンロにこびりついた頑固な汚れをこそげ取るのに役立ちます。適度な硬さがあるのでヘラ代わりになり、使い捨てできるのでお手軽です。汚れの部分に合わせて最もフィットするクリップの部分を使ってこすりましょう。
壁の油汚れはやかんの蒸気で
コンロ脇の壁にこびりついた油汚れには、やかんでお湯を沸かしたついでに、注ぎ口からの蒸気をしばらく当てると、軽い油汚れなら古布でこするだけで簡単に落とせるようになります。