カーペットに汚れがつくと、奥に入り込んだり毛足に絡みついたりしてなかなか落ちにくいものですよね。
そこで、効率的な落とし方を汚れの種類別にご紹介したいと思います。
糸くずや髪の毛はしぼり雑巾がけで
糸くずや髪の毛は、かたくしぼった雑巾で毛足に逆らうようにこすれば、気持ちいいほど取れます。掃除機をかけるよりもきれいになるというだけでなく、電気代もかからないのがうれしいですよね。
クレヨン汚れはアイロンで浮かせて
クレヨンの落書き汚れは、落書きの上に布を置き、低温にセットしたアイロンを3秒ほど押し当てながら、溶けたクレヨンの油を布に移します。これを、布の位置を変えながら数回続けると、落書きが薄れてきます。仕上げに洗剤液を含ませた布で拭くときれいになります。
コーヒーのシミはホウレンソウのゆで汁で
カーペットにコーヒーのシミがついてしまったら、ホウレンソウのゆで汁で応急処置ができます。シミの部分に古歯ブラシで軽くたたくようにしてゆで汁をしみ込ませ、浮き上がった汚れをタオルで吸い取ります。これを数回繰り返すと、まるで漂白剤を使ったかのように、みるみるうちにシミが薄くなっていきます。
ガムは氷で冷やして取るのが正解!
カーペットやソファにガムがついてしまった場合は、ビニール袋に入れた氷で冷やすと、ガムが固まりポロッと取れます。一気に取れなくても、残ったガムを古歯ブラシでこすればポロポロと取れてきます。
吐きこぼしには重曹をふりかけて
子どもやペットの吐きこぼしは、次の手順で落とせばニオイもベタつきもなくなります。
- 吐瀉物をざっと取り除く。
- 汚れを覆うくらいに重曹をふりかけ、指先で軽くたたいて水分を吸収させる。
- そのまま放置し、重曹が乾いたら掃除機で吸引。
この方法は、ソファや布団にも有効です。