古民家や町家など昔ながらの日本家屋で暮らすことが人気の昨今ですが、そこで悩みとなるのが、家電を置いたときのインテリアのアンバランスさではないかと思います。かといって、家電なしではいまどき生活できませんよね。

そこで、アンティークモチーフの空間で家電が浮いてしまわないようにするコツをご紹介します。

外国人にとっても異様!?

実際、欧米人の目には、日本の古民家を改築した家などで、畳・こたつ・火鉢・ふすまと見事に調和した和室に最新のテレビやオーディオシステムが置いてあるのがかなり異様に映るようです。というのも、彼らの場合は、最新のプラズマテレビを見たいと思っても、古いインテリアにそういったハイテク機器をいかにうまく結びつけるかをまず考え出すからです。

上手なバランスの取り方とは?

その方法としては、

  • リビングの一角にインテリアのモチーフとなっている年代の様式をかたどったキャビネットを置き、そこにテレビを入れる。

  • キッチン機器をつなぐコードを部屋の高い部分に這わせ、複数のコードを隠す。

  • ステレオはコンパクトで目立たないものを選ぶ。

などがあります。
よく、欧米の家庭で何十年も前のテレビがリビングに置いてあるのを見かけますが、これは、昔のテレビのほうが現代のそれよりも古い家にマッチするからです。利便性よりでデザインを重視するなら、これもアリかと思います。

まずはホームセンターへ行ってみよう

このように、メカニックなものをインテリアから極力排除して、見せたいインテリアを際立たせることは十分可能です。
最近はホームセンターなどでもオーディオキャビネットは人気で、その中にはアンティーク風のものも多くありますので、まずはこのあたりからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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