押入れにモノを収納するとき、モノの形状によってどうしてもできてしまうデッドスペースにはがゆい思いをしたことはありませんか?
実は、不要なモノ・安価なモノを使って、押入れのスペースをフル活用することができるのです。
不要になった座卓でスペース分割
座卓を新調したとき、それまでの古いモノを捨てるのはもったいないし、かといってとっておいては場所をとるし…と悩んだら、これをそっくりそのまま押入れに入れてしまいましょう。
座卓の脚の隙間は座布団をしまうのにちょうどいいサイズで、シーツやタオルケットなど、かさばる布製品類の収納にも便利です。
引き出しのついた座卓ならそのまま小物を収納できますし、天板の上はがっしりしていて重いモノを乗せてもびくともしないので、ミシンやアイロン、扇風機などの家電類が乗せられます。また、ボックス家具を座卓に乗せれば、本なども収納できます。
壁の隙間は吊るし収納に活用
押入れの壁の隙間も立派な収納スペースです。ベニヤ板に間隔をあけてフックをつけ、押入れの壁とモノの隙間に差し込めば、いつでも取り出すことができる吊るし収納が可能になります。氷枕や懐中電灯、非常袋など、活躍の場がないに越したことはないけれども、いざというときにすぐ取り出せないと困るという緊急道具をこのフックにかけておけば、とっさのときに慌てずに済んで非常に助かりますよ。
取っ手をつければなお便利!
吊るし収納は、モノが見分けやすく、探す手間も省けるので、緊急道具に限らず、吊るすことのできる小物類はなんでも吊るしておくのがおすすめです。
板の端に、引っぱり出しやすくするための取っ手をつけておけば、なお使い勝手がよくなります。