玄関先でどうしても気になるのがスリッパの存在。
スリッパ立てを置くと邪魔になるし、かといってなければバラバラに散らかってしまうし、来客用のスリッパもホコリをかぶってしまうなど、実に頭の痛い問題ですよね。
そこで、スリッパを汚すことなくスッキリ収納するためのアイデアをご紹介します。
靴箱のドアの裏側を利用
スリッパは、ズバリ、靴箱のなかにしまいこむのがベストです。靴箱のドアの裏側にあるまっさらのスペースに、タオル掛けのパイプを2〜3カ所取り付ければ、スリッパが5〜6組はラクラク収納できます。
といっても、これは引き戸式の靴箱では不可能で、あくまでもドア式に開閉できる靴箱の場合に限った方法です。
つっぱり棒&すだれでスリッパラック
では、引き戸式の靴箱ではあきらめるしかないのかというと、もちろんそんなことはありません。玄関や玄関先の廊下にちょっとしたスペースがありさえすれば、そこにつっぱり棒を1〜2本渡して、壁とつっぱり棒の間にスリッパを差し込めば、スリッパラックとして機能します。
普段はこの上からすだれや壁掛けを垂らして隠し、来客のあったときにはちょっとだけすだれや壁掛けを巻き上げてスリッパの登場、という形にすれば、スッキリ収納が実現できるというわけです。
目立たせないことが大切
ちなみに、すだれはそのまま使っても悪くはありませんが、できれば壁と同色にペイントするほうが目立ちません。壁掛けを使う場合は、やや厚めで、スリッパの形が表から見えにくいものを選ぶようにしましょう。
ものの見方をちょっと変えれば、スペースの余裕は必ずどこかに見つかります。あきらめずにもう一度、家の中をよく見回してみてください。