たいていどの家庭でも使われている、プラスチック製で容量たっぷりの押入れ用収納ケース。
でも、使えるのは押入れの中だけではなく、この特長を利用して玄関収納に使うこともできるんです。
オフシーズンの靴類に
靴には、通年で履くもの以外にも、夏用のサンダルやデッキシューズ、秋冬用のブーツなど、季節限定のものがありますが、こうしたものこそ押入れ用収納ケースにまとめてしまうのがおすすめです。
収納ケースは大容量で積み重ねることができるので、どんなに靴が多くても大丈夫です。また、プラスチック製なので、泥汚れも簡単に水洗いや水拭きができるというスグレモノです。
玄関のたたきのすみにきちんと3〜4個積み重ね、上に花でも飾っておけばなんの違和感もありません。もちろん、ケースの色とデザインを統一するのが大前提です。
また、季節の靴以外にも、ゴム長靴やレインシューズなどのかさばる靴もここへ移動させると、今ある靴箱の中がスッキリしますよ。
レインコートは玄関収納が合理的
こうして押入れ用収納ケースを玄関に持ってきたら、ついでにもう1個ケースを追加し、洋服ダンスや押入れにしまってあった家族全員分のレインコートも玄関に移動させてしまいましょう。
衣類はタンスに収納するものと考えがちですが、レインコートは玄関収納にするほうが合理的です。出かけるとき、玄関先まで行って雨に気づき、あわてて部屋に駆け戻るということもなく、サッと着ることができるからです。
また、レインコートならたたんでもシワにはならないので、玄関先での保管も安心というわけなのです。
「○○用」にとらわれない発想を
賢い収納には、「○○用」という謳い文句にとらわれず、他にも使えないかなという探究心と柔軟な発想も必要かもしれませんね。