バナナフックを初めて見た時、「ネックレスやブレスレットを掛けるには、ずいぶんとシンプルなスタンドが出たものだ」と不思議に思ったものです。
のちに、現代風に言いますと、「なんと!バナナを掛けるずら!?都会ってもんげーおしゃれずらー!」と思った妖怪みたいなのは私です、ハイ。(関係ありませんが、筆者は妖怪ウォッチでは、コマさんが大好きです。バナナフック出たとき妖怪ウォッチ始まってないですが…)
さて、そんな「バナナフック」と共に、果物の収納グッズといえば、「フルーツバスケット」です。「果物かご」とも言いますね。一見インテリア機能メインの収納グッズに見えますが、これらを使わずにはいられない、メリットがあったのです!
そんなバナナなバナナ収納術
バナナを安い時に買っておく方は多いのではないでしょうか?
我が家は絶賛育ち盛りの6歳(彼の我が家でのコードネームはカブトムシ・果物キラーです。)がいるので、お菓子は買ってもあまり食べないくせに、果物がないと文句を言われるので、バナナは常に置いてあります。
バナナってすぐに傷みますよね。
スイートスポット(黒い斑点)が出てくると、食べ頃、なんて言いますが、一房買うと、大体みんな同時にスイートスポットが出てきます。さすがにカブトムシ・果物キラーでも、多くても2本食べれば「もういらない」となるので、あとはせっせと大人がバナナ豆乳を作ったり、トーストに挟んだりして消費します。
でも、なんかもったいない気がする!
どうやら、バナナが熟すのには、「温度」と「置く場所」が問題なのだそうです。
気温が高いと、バナナは熟します。これは、夏場ももちろんですが、冬場は暖房でバナナが熟すのには最適な環境になります。それに併せて、果物は置く場所と接している所から圧力などによって傷みやすくなります。
バナナフックは、空中に吊す事で、これを防いでいる役目もあるのですね。そこで、バナナをバナナフックに吊したまま、冷蔵庫や涼しい場所に置くと、バナナの追熟を遅くする事ができます。
バナナフックを置くスペースが無い…という方もご安心ください。
買ってきたバナナの房を一本ずつに分けて、皮をむかずにそれぞれ袋に入れて、端から空気を抜いて丸めてから、さらに3〜5本くらい一つの袋に入れて野菜庫へ。
バナナの皮は黒くなりますが、中のバナナはおいしいまま。1週間ほどもつようです。
フルーツバスケットのメリット
さて、バナナフックと並ぶ、果物収納グッズ、フルーツバスケットですが、これにはどんなメリットがあるのでしょうか?
陶器で出来た物編み目状のカゴを、我が家では使ってます。私が物心ついた頃にはもうあったので、今思うと母が陶芸教室?か何かで作った物のような気がしますが、もう忘れてしまいました。
20年近くは活躍しているのではないでしょうか。私が感じるフルーツバスケットのメリットは、この4つです。
- とにかく見た目がいい
- 積極的に果物を摂ろうと意識できる
- 傷まないうちに食べられる
- フルーツの定位置が決まる
1.見た目がいい
白がベースの陶器のカゴに、リンゴやミカンや柿などのフルーツが並んでいるので、見た目が華やかで、キッチンのカウンターの上に置いてあるのですが、我が家の猫と並んでいる姿はとても絵になります(←親バカ)。
2.果物を摂ろうと意識
ちょっと美容や便秘を意識するお年頃になってから、とても助かっています。どうやら、朝にフルーツを食べるのは、ビタミンミネラルを一番に摂取でき、肌にも髪にも良いそうです。確かに、私は朝はフルーツと水だけというナチュラルハイジーン食事法にハマっているのですが、一人暮らし時代の朝ご飯抜きからの深夜のコンビニ生活に比べて、体の調子もだんぜん良くなった気がします。
3.傷まないうちに食べられる
フルーツバスケットという目立つ場所に果物を置いているからか、果物を食べる習慣もつくのに併せて、果物が傷まないうちに食べるようになったと思います。
4.フルーツの定位置が決まる
フルーツの置き場所が自然と固定されるため、「買いすぎることもなければ、減った分が一目で確認できる」という利点もあるように思います。
まとめ
フルーツは「置く場所と接している面から傷む」「気温が高いと熟成が進む」のがデメリットです。バナナフックは、バナナを吊した後に気温の低い所に置くことで、両方の点をカバーできます。
フルーツバスケットを使うメリットは、見た目がいいこと、果物を摂ろうと意識できること、傷まないうちに食べられること、フルーツの定位置が決まることなどがあります。これらは、健康にも良く、また、必要以上に買いすぎる事も防いでくれます。