子どもの頃、可愛い空き箱や空き缶に入ったお菓子ばかり買おうとして、「そんなことより中身のほうが大事でしょ!」と親に怒られた経験はありませんか?
でも、こういう買い方も実はアリなんです。
クッキーと容器の缶は別売でも問題ナシ!?
中国のあるクッキーの専門店では、クッキーとその容器の缶は別売になっていて、必要なとき必要なだけ買い求められるようになっているそうです。一見異様ですが、合理的ではありますよね。
小さなビンや缶の箱の中身を使い切ったあと、「いつか何かに使うかも」と捨てられずにいる現在の一般的な日本人の消費生活。もったいないからといって、使うあてのない空き箱や空き缶を取り置きし続けていると、家の中がどういうことになるかはもはや明らかです。
必要になったときが買いどきという考え方
もちろん、すべてにおいて、いつか使うときのためにストックしておくという方法を否定するわけではありませんが、特にこれといった小ビンや空き箱が必要になったらそのときはそのとき、と考えるのも、整理術としては大切なことではないでしょうか。
昨今ではさまざまな種類の収納容器が存在しますが、それでも、収納するモノによっては、サイズが合わなかったり、ふさわしいデザインでなかったりすることがどうしてもあるものです。そんなときにたまたま自分の理想の容器に出会ったら、それが中身入りの商品でも、逆にその容器を目当てに買い求めてはいかがでしょう?
あてのない保存より確実な使い道への投資
この方法なら、さしあたって不要な容器をあてもなく保存して場所ふさぎにしてしまうより、たとえ多少出費がかさんだとしても、中身は中身で利用したうえで容器をズバリ目的のことに使えるという点で、実に有意義といえるのではないでしょうか。