洋服や靴を写真に撮ってその収納容器に貼るという整理術は、すでにいろいろなメディアで紹介されています。
そこで今回は、それ以外で写真に撮っておくとあとあと役立つというものをご紹介します
資料の収納場所
たとえば、もうほとんど用がないけれども捨てるまではいかない資料を、今後あまり開閉しないであろうロッカーに入れるというようなとき、その棚の全体像・部分像を撮影しておき、写真を普通にアルバム等に収めておくと、そのアルバムをめくるごとに、自然にそのロッカーのモノが写真を通じて喚起され、資料の存在そのものや収納場所を忘れずにいられるという効果が期待できます。
和服の小物一式
和服を着る場合も、着物・帯・帯締め・伊達締めなどを一点一点写真に撮っておくと、色柄のコーディネートに費やす手間が省けるだけでなく、ああでもないこうでもないと必要以上に触りまくってシワや汚れをつけてしまうということも避けられます。
年中行事の備忘録として
また、写真は備忘録のような役割も果たしてくれます。
たとえば、おせち料理の献立を1品ずつメニューとして撮影しておくことで、年末の正月準備の買い物に大いに役立ちます。そのときの一枚一枚の写真が、野菜・魚肉・餅などの買い出しから松飾りの用意に至るまでのスケジュールを立てやすくしてくれるのです。
料理づくりのほうも、写真の順にしたがって作業を進めればよいので、あせったり混乱したりすることがなくなります。
あとでラクをするためのひと手間
整理には、生活または職業において同じ徒労の作業を繰り返さずにラクをするための順序立てという意味があるのではないでしょうか。面倒でも最初の段階でひと手間をかけておきましょう。