子どもが食べ終わった残りのお菓子は、なぜ片付かず出しっぱなしになることが多いのでしょうか。
まずはその原因から考えてみましょう。
出しっぱなしになる原因とは?
親からおやつを与えられて食べる小さな子ども以外は、通常自分で勝手に出して食べます。出すときは食べたい一心で、踏み台を使ってでも出しますが、残ったお菓子は自分で片付けなくても困らないし、また踏み台を使ってしまうのは面倒。これが、出しっぱなしになる原因です。
これを少しでも解消するには、食べている近くにお菓子置き場を設定します。リビングで食べることが多ければサイドボードの下段、ダイニングテーブルの椅子に座って食べるなら食器棚の下あたりが適切な場所です。
大きめで密封性の高い容器がおすすめ
また、容器は密封性のあるものにしたほうが、匂い・湿気・虫害の心配などがなく安心です。ただし、フタがきつすぎると、閉めるのが面倒でフタを開けっぱなしにする可能性があるので注意しましょう。サイズは、スナックの袋菓子がいくつか入るくらいの大きめにしておくと便利です。
ただし、ピーナツのように湿ったり酸化したりしやすいモノを入れる場合は、別の密封容器に入れましょう。
これらを総合すると、プラスチックの米びつがベストかと思います。これを、お菓子を食べる機会の多い場所に入れて使います。
子どもの自己管理能力も高まる!
お菓子の置き場所を一つに決めておくと、片付けができるようになるだけでなく、お菓子の量の管理もできるようになるので、自己管理力の育成にも大いに有効です。
ただし、あまり出し入れしやすい場所に置くと、子どもが自由に取り出して時間に関係なく食べてしまい、食事が進まないという問題も出てくるので、気をつけましょう。