「メディアで紹介されていた押入れ収納をやってみたけどうまく片付かない」という人は意外と多いようですが、入れたいモノも使用頻度も人それぞれですから、無理もないことです。
自分にとっての使いやすい収納方法を決めましょう。
収納方法の決め方・選び方
まずは、次の手順で自分だけの収納方法を決めていきます。
1. 収納物を決める
その部屋で使いたいモノが、その押入れの収納物になります。
2. 配置を決める
まず、押入れの中を右・左、上段・下段、奥・手前と分割させると配置しやすくなります。ふすまの開閉を少なくするため、同時に出し入れするモノは片側に集めるようにします。
3. 収納用品を選ぶか、または作る
間口・高さ・奥行をきちんと測りましょう。通常押入れ1間は幅180cm、奥行は90cmですが、これは設計上のサイズで、扉やふすまも考慮すると、実際はもっと小さくなります。買ったら入らなかったということにならないように注意しましょう。
置き方に注意したい収納用品とは?
押入れ収納用品にはいろいろなタイプがありますが、基本的には、上段は真正面から取るので棚、下段はかがんで取るので引き出しかキャスター付きが便利です。
本などの収納によく使われる、キャスター付きの棚収納で奥行のある縦長タイプは、①ふすまを開ける、②引き出す、の2アクションがなければ出し入れができないので要注意です。ただし、前後に横に並べれば、手前1台分に入っているモノに関しては1アクションで済みます。
置き方は「1アクション」を意識
収納用品は、置き方ひとつで出し入れのしやすさは変わります。できるだけ1アクションで済む置き方を意識して、自分に合った長続きする収納方法を決めましょう。