たくさん服を持っているおしゃれな人ほど、季節が変わるとまた服を買いたがるものです。
これは、タンスやクローゼットに服をぎっしり収納しているため、どんな服を持っているのかが把握できないからです。
服が増えてしまう悪循環とは?
自分の持ち服を忘れている人は、次のような悪循環を起こしています。
①整理して確かめる時間もなく億劫→②買ったほうが早い→③さらに増える→④ますます見えない→⑤さらに整理が億劫になる→①へ戻る。
したがって、まずはこの悪循環を断ち切る必要があります。それには、衣替えのときがチャンスです。次の手順で実行してみましょう。
悪循環を断ち切る手順
- 服を全部出す
- 今着ている服と着ていない服にまとめる
- 着ないけれど処分したくない服は、箱かビニール袋に入れて他の場所へ入れる
- 体型が戻ったら着たい服は、まとめて箱に入れて他の場所へ入れる
- 2の「今着ている服」を元の収納場所に収める
- 収まらない服は、他に収納場所がないか考える
- 2の「着ていない服」と6で収まらなかった服は、リサイクルまたは処分する
これで、当分の間は服を買わなくていいことが判断でき、持ち服で十分楽しめることもわかってきます
大容量収納には犠牲がつきもの!?
たくさん収納する方法はあちこちで紹介されていますが、それらはあくまでも出し入れのしやすさを犠牲にした上での方法です。
たとえば、高さをずらしてハンガーに掛けるという方法がありますが、これだと下にスペースがなくなってしまうので、収納枚数は変わりません。
もちろん詰めれば収納量は増えますが、コーディネートがしにくくなり、出したときにはしわくちゃで、アイロンがけの手間がかかります。
ショッピングを一回休んでみる
まずは、ショッピングにかける時間を着ない服のチェックに費やしてみましょう。いかに服のムダ買いをしてきたかがわかるはずです。