仕事に必要な本だから処分できないという場合を除けば、一度読んだ本というのは思い出のようなものですから、なかなか手放せないものですよね。
でも、その増え続ける本を処分しなければならないときは、遅かれ早かれ必ず来ます。
そこで、あらかじめ処分するかどうかの判断基準を作っておきましょう。
雑誌で不要なものはないか確認
雑誌は情報としての役割が多く、その時期に合わせた内容のものが次から次へと出てくるので、基本的には今月号と先月号だけあればOKなのです。処分できないのは、まだ満足に読み終わっていないからです。新しく買うのは、読める自由時間と相談してからにしましょう。
部分的にあとから見たいという場合は、その部分だけ切り抜き情報としてファイリングします。
図書館にあるものは処分対象に
たとえば、文学全集のようなものがそうです。雑誌も当月分はほとんど揃っているので、休日に図書館を有効利用するというのも、本を増やさない手の一つです。
「読んだ」という覚えのためだけにある本は記録を残して処分
この場合は読書ノートを作り、処分する時点で書名・著者名・出版社名、そして備考として書き留めておきたいことを記入しておきます。装丁も気に入っていたのなら、写真にして残すのも一案です。
こうしておくと、万が一それが欲しいとき、絶版でない限りはいつでも探して入手できます。
スペースの限界を判断基準に
家族一人ひとりの書籍スペースを決め、その範囲内に収まっているように、増えたら減らす努力をします。
同居人への思いやりも忘れずに!
一人暮らしならどんなに本を積み上げても自分が困らなければそれでいいのですが、家族がいるとそのことで不自由をかけることになります。収納にはお互いの思いやりも欠かせない、ということは忘れずにいたいものですね。