冷蔵庫は外側も内側も汚れやすく、掃除が大変な家電のうちの一つですよね。
それだけに、部位ごとに適切なお手入れ方法を知っていると、より効率のよい掃除ができ、長持ちさせることができます。
外側はクレンザーで白さがよみがえる
冷蔵庫は、月日とともに黄ばみが目立ってきます。完全に元に戻すことはできませんが、クレンザーに塩素系の漂白剤を垂らしたものか、漂白剤入りのクレンザーをもみ込んだ布でこすり拭きをすると、ある程度は目立たなくなります。
また、炊飯器やポットなどの他の白い家電も、この方法で白さを取り戻せます。
外側の汚れ防止にはカーワックスが有効!
冷蔵庫の外側の汚れを防止するには、きれいに拭いた後でカーワックスをごく薄く塗っておくと効果的です。
庫内のひどい汚れには消毒用アルコール
冷蔵庫内のひどい汚れには、消毒用アルコールの出番です。ふきんに含ませて拭くと汚れがラクに落ち、同時に殺菌もできます。揮発性なので仕上げ拭きも不要です。
ただし、アルコールはプラスチックを溶かすので、この掃除法は年に1回程度にとどめておきましょう。
庫内のパーツは野菜ケースでつけおき
冷蔵庫の中は、低温とはいえ、食べ物のカスなどで雑菌が繁殖しやすい環境となっています。特に、食材を直接置く卵入れや野菜室はときどき取り外し、漂白剤につけて殺菌しましょう。このとき、卵入れのほかにも、外せるパーツを野菜ケースに入れて行えば便利です。つけおきが終わったら普通に水洗いし、よく乾燥させてから取り付けましょう。
また、底面に付いている蒸発皿も忘れずに外して水洗いをしましょう。ホコリや湿気などで真っ黒に汚れていることもありますが、基本的には水性の汚れなので、スポンジ洗いだけできれいになります。