どんなに掃除をしてもいっこうにきれいになった実感が得られない、あるいはいまひとつ要領よくこなせていないと感じる人には、それなりの原因があると考えられます。
まずは、掃除の鉄則を確認してみましょう。
テレビは消す!
掃除には集中力が必要です。テレビをつけて掃除機をかけていると、そこから流れてくるさまざまな話題につい目が釘付けになり、あっという間に10〜20分は時間をロスしてしまいます。もし掃除の途中で別の用事を思い出しても、とりあえず掃除を済ませてからすることにしましょう。
掃除は一方通行で!
北から南へ、2階の部屋から始めて玄関へ、奥の部屋から始めてバルコニーへなど、掃除は一方通行ですると、効率よく仕上がります。
部屋の中では、上から下へ、奥から出入口へ、が鉄則です。逆だと、ホコリがまた上から降ってきたり逆流したりで、最初からやり直しになってしまいます。
短時間に決めたことだけをやる!
また、我慢して掃除をし続けないことも大切です。
掃除の嫌いな人ほど、たまにやる気になるとあれもこれもと目についた場所にとりかかって、最終的には「やっぱり掃除は嫌い」と思うことが多いのです。
引越しでもない限り、一日中掃除をし続けるようなことはせず、短時間に決めたことだけをするようにしましょう。
掃除をしてもなぜか雑然としていると感じたら?
いくら掃除をしても家の中が雑然として見える場合は、部屋のしつらえ自体に問題があるかもしれません。
ホコリはなくても、たとえばリビングにプラスチック製のケースが出たままになっていたり、ダイニングに海苔の缶やポットが出ていたり、テレビのそばにDVDが山積みになっていたりしては台無しです。外に出していいものだけを出しておくようにしましょう。