健康保険証や通帳、家の権利証・生命保険証などの重要書類は、増えるごとにごちゃごちゃになり、次第にありかがわからなくなってしまいがちです。
時間に余裕があるときに、一度すべてを出して整理してみましょう。
通帳は盗難に注意
書類は、必要なものと単なる通知だけの不要なものとに分け、いらないものは細かく裁断して捨てます。
通帳は、盗難防止のため、印鑑の押してある欄などをはがしておきます。ただし、どの印鑑かはしっかり覚えておきましょう。
さらに、印鑑と通帳は絶対同じところに置かないことが重要です。
数冊のポケット式ケースに分けて収納
家や土地など資産に関する権利証、預貯金や生命保険に関する保険証書や年金証書、普段の出し入れに関する預貯金の通帳、健康保険証や老人保険証、介護保険証、パスポートなど、家の大事な書類はたくさんあります。これらは一つにまとめて保管しておいてもいいのですが、重要度に従って色違いのポケット式ケースを用い、権利証関係・個人資産関係・健康保険証関係に分類して収めます。
これらは普段あまり持ち出すことがないので、バッグや袋、リュックなどに分散してしまっておきましょう。盗難は心配ですが、そのことを考えつつも、いざというときにサッと持ち運べるようなところにしまっておきます。銀行の貸し金庫などを利用してもOKです。
保険証関係は家族がわかりやすい場所に
病気のときに誰もが持ち出せるよう、保険証関係の書類は家族で収納場所を決めて入れておきます。パスポート類も同じです。
積立貯金の通帳は、盗まれても期限が来なければおろせないので、同じ場所に入れておいてもいいのですが、銀行のカードの扱いにはくれぐれも注意しましょう。