少子化が進む現在の日本では、昔のように多くの兄弟姉妹を同時に育てることは少なくなりました。

その分、親が子供1人にかけるエネルギーは大きくなります。

そこで近年増えているのが、親による過保護と過干渉の問題です。

過保護・過干渉による悪影響

例えば子供が欲しがるものを際限なく買い与えたり、ゲームやテレビなどを時間制限なくさせていると、子供には自制する心が芽生えません。何でも手に入り、思い通りになるのが当たり前だと思っていたら、社会に出て適応が難しくなるのは想像に難くありません。

また、子供の習い事や進学など、子供に関することをなんでも親が決めていると、子供は自己主張できないまま成長することになり、大きなストレスを抱え込むことになります。ずっと大人しくていい子だったのに、思春期になって突然親に暴力を振るい始めたり不登校になるなど、思わぬ形で問題が表面化することがあります。

未就学児の子育て中に多いのが、子供がうまく言葉が出ないときや、どうしようか迷っているときに、さっさと親が決めて実行してしまうことです。これは、子供が自己主張する機会を奪っていることになります。度重なると、子供が自分で考えるのを放棄したり、無気力になるなどの悪影響が出ます。

このように、過保護だったり過干渉な親に育てられると、子供は親に依存するようになり、自立が遅れる傾向があります。「自分でできた」という達成感がなかなか得られないために自己評価が低く、自分に自信が持てないまま成長することになります。

親の不安や心配は否定的なメッセージとして伝わる

親はつい子供が心配で、「学校で何か嫌なことはない?」「仲間外れにされてない?」など聞いてしまうことがありますが、親の過剰な心配は子供を不安にさせます。

親が子供のことを「心配だ」「不安だ」と繰り返し言っていると、子供は「自分は親から信頼されていないんだな」「失敗すると思われているんだな」と思い込みます。自己評価が下がるような否定的なメッセージとして子供に伝わってしまいますので、親は子供への言葉かけには十分注意する必要があります。

子供のチャレンジを見守ろう

可愛い子供のことですから、何でもやってあげたい、失敗しないように守ってあげたいという親の気持ちは分かります。しかし、甘やかしたり、不安だからという理由で親が先回りしてやってしまうと、子供がチャレンジする貴重な機会を奪ってしまいます。

「ちょっと不安だな。大丈夫かな」と思ったとしても、まずはチャレンジしたいという子供の気持ちを大切にしましょう。そして、何かあったとき、頼れる親でありたいものです。

親が口うるさかったり、心配性だったりすると、子供は親への相談を躊躇してしまいます。子供が自分ひとりで問題を抱え込んで深刻な事態に陥らないためにも、相談しやすい親子関係を作っておくことが大切です。

参考文献
※『お母さん精神科医の育児クリニック』 泉薫子 著、集英社、2018年
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