香水は、自分で選んだものならともかく、いただき物の場合は、必ずしも自分の好みの香りとは限りません。そんな理由でつい放置したままになっている香水があったら、成分や香りを活かした別の使い方をしてみましょう。
アルコール成分で汚れふき
余ったオーデコロンは、掃除のとき大いに活用できます。
コットンにちょっとたらして電話機などをふくと、コロンに含まれたアルコール分の効果で汚れが落ちて、ニオイも気にならなくなります。
同様に、電気のスイッチや水洗トイレのハンドルなど、人の手がしょっちゅう触れ、手アカなどで汚れやすい部分を磨いてみましょう。
スチームアイロンで香りを楽しむ
ビンの底に少しだけ残ったオーデコロンや、あまり使わなくなった香水などがあるときは、スチームアイロンに入れる水に1〜2滴たらしてみましょう。出てくる蒸気にいい香りがして、それがハンカチやシャツなどに移り、使うときほのかな香りを立ててくれます。
ただし、入れすぎると香りがきつくなったりシミになったりするので、ごく少量ずつためして適量を見極めることが大切です。
水を加えて芳香剤に
最後の1滴まで使っても、香水の空きビンにはまだ香りが残っています。
水をほんの少し入れて、フタをはずしたままトイレに置いておくと、しばらくの間は香りが漂うので、芳香剤として使えます。
ちゃんとした芳香剤として使う場合は、底に少量残っているうちに水を足せば、もっと長時間使えるようになります。
さほど気にならない香りなら
肌につけるにはちょっと、という香りでも、身の回りで香る分には気にならない場合もあります。そんな香水が余っていたら、ぜひ有効に活用して無駄なく使い切ってしまいましょう。