けっこう丈夫な紙でできているカレンダー。めくるたびに、このまま捨てるのはもったいないと感じることはないでしょうか。
実は、裏面をメモ用紙として使う以外にも、いろいろな使い道があるのです。
揚げ物をする時に
厚手の紙でできたカレンダーなら、折り紙のように折って箱を作り、揚げ物をする時にパン粉や小麦粉を入れるバット代わりとして使えます。
昔は、新聞紙を敷いて衣をつけたり、揚げた後の油切りとして使ったりしていた家庭も多いかもしれませんが、カレンダーを使い、白い裏面が内側に来るように箱を作れば、インクの付着も気になりません。
もちろん、使用後はそのままゴミ箱に捨てられるので、面倒な後片付けも不要です。
封筒として
また、筆者が個人的に思い浮かぶ、カレンダーのリサイクル方法があります。それは、封筒として使うことです。
昔、友人からもらった手紙の封筒がやや風変わりだったので開封して中を見たら、それは厚手のカレンダーで作られていました。といっても、緑色の紙で、黒い数字の一部分がほんのアクセント程度に表側に見えるように作られていたので、いかにもカレンダーという感じではなく、むしろちょっとオシャレでうれしかったのを覚えています。
最近では、そういった厚手でデザインのいい紙のリサイクル用に、封筒を作るテンプレートが売られていますが、まだそういうグッズがなく、世間のエコ意識も低かった当時としては、斬新なアイディアだったのです。
デザイン性を活かして
他にも、工夫次第でいろいろな使い道があると思います。
最近では、センスのいいデザインのカレンダーもたくさんあるので、いかにもリサイクルという雰囲気を出さずに再利用を楽しむことができるのではないでしょうか。