着られなくなった服は、掃除用のボロ布として使われるのが一般的かもしれません。しかし、着られなくなったといっても愛着や想い出があったり、生地がいいからボロ布にはもったいないと感じたりすることもあります。
そこで、形を変えて引き続き愛用し続けていけるようにする方法をご紹介します。
作業着
まずは、作業着です。サイズが合わなくなって着られなくなったとしても、まだ傷んでいないのであれば、捨てたりボロ布にしたりするのはしのびないものです。しかし、これをリメイクすることで、ある使い勝手の良いモノに変身するのです。
それは、トートバッグです。前ボタンや胸ポケットなどはそのまま残し、上着の襟と袖を切り離してバッグに仕立て直すだけで完成です。作業着だから生地は丈夫で、前ボタンの部分は大きなモノを出し入れするのに便利だし、胸ポケットも小物入れとして使えます。
もともと作業着なので洗濯に気を遣う必要はなく、汚しても惜しくはありません。
Yシャツ・Tシャツ
また、Yシャツは、カフスが擦り切れていたり、生地がヨレヨレになっていたりしても、袖を切り落として穴を縫いとじ、ハンガーにかけた洋服に着せれば衣装カバーになります。さらに、襟を取り外してかがっておけばほつれず使いやすくなります。
Tシャツも、袖と首周りをカットし、中表にミシンをかけて袋状にすれば、クッションカバーや枕カバーとして使えます。
リメイクで再び自分の側に
着られなくなったら掃除に使って捨てるというのも一つの方法ですが、特別な思い入れのあるモノであれば、ぜひリメイクで生き返らせて、再び自分の側においてあげたいものです。