今回は、「古くなったけどまだ何かに使えそうで捨てられない」という状態の布製品を再生させる方法をご紹介します。
カーペットを玄関マット・敷物に
不要になったカーペットは、適当な大きさに切って玄関の外に置くマットとして使えます。小さく切れば、場所を取らないので保管も便利だし、汚れてしまったら捨てて、どんどん取り替えることができます。
さほどすり切れたり色あせていたりしなければ、カーペットの中でなるべくきれいな部分を選んで切って、使用頻度の高い場所の敷物として利用しましょう。敷物としても使えない状態になったら玄関マットにすればいいのです。
レースのカーテンを洗濯ネットに
古くなったり黒ずんできたりしたレースのカーテンは、きれいな部分だけを適当な大きさに切り、周りを袋状に縫うだけで、立派な洗濯ネットとして再生できます。縫いしろは袋縫いにしておくとほつれてきません。ファスナーをつけなくても、洗濯物を入れて口を輪ゴムでとめればOKです。
レース地をミシンで縫うときは、生地と生地の間に新聞紙などをはさんでおくと、すべらずにうまくいきます。新聞紙はできあがったら破って取ります。
毛布に音を吸わせる
あまり防音性の高くないアパートやマンションに住んでいると、階下への騒音を減らすために、クッション入りのカーペットを敷き詰めるしかありません。畳の部屋では、床板に専用の防音シートを張るのが一般的ですが、使い古しの毛布でもこれと同じ効果が得られます。一度畳を上げて下の床板に張り、あとは元通りに畳を敷いておけば、毛布がずれる心配もなく、子どもが走り回っても安心です。
保管が困難にならないうちに
大きさや厚さのある布製品だと、保管しておくにも場所を取るので、使わなくなったらどんどん何らかの形に再生し、新たな居場所を与えてあげましょう。